平成28年9月 最近特に依頼が多い業務として他社で法令点検を行っている物件の点検時不具合箇所改修工事の相見積依頼です。この場合の問題点として、改修箇所の「他社と当社の見解の違い」があります。一例をあげれば、スプリンクラー設備の圧力漏れ改修など、漏れ箇所はそこの場所ではありませんよ、改修しても不具合は改善できませんよといっても、点検業者が言っている事なのでとりあえず見積もりだけでもとなる訳です。その後当社が点検業者の指定する箇所の改修を行えば、その後のビジネストラブルは目に見えていますよね。したがって以前は、お断りすることが多かったものですが、近年の世界的なデフレも当然当社にも影響がありますもので最近では、事前調査により問題がない場合と、問題があった場合でも当社による見解に納得していただける場合、当然、当社の方が他社よりコストが安い場合には積極的に他社管理の物件の改修工事を行わせていただいています。ここまではCMです、ここからは一部の心無い業者へのお説教です。公の場所での発言でメリットは何もありませが、ここは一言、親父の独り言となります。 今回の業務は、某所建築物においてオーナー様の依頼により、他社による消防用設備点検時指摘箇所の改修工事を当社が行った時のものです。見積もり時にも疑問を感じていましたが、何故こんなに煙感知機の交換個数が多いのだろう?と。現場でその謎が解けた訳ですが、非常に怒りというか、悲しさというか複雑な感情が沸き起こりましたので、公にしたくはないのですが、あえて防災業界のためと思いブログにしました。交換した煙感知器すべてが上記の写真のような状態でした。歪んでいる部分がわかると思いますが、煙感知器を熱感知器用の試験機で点検を行ってしまった為、感知器が溶けて壊れてしまったものと思われます。点検のプロとして、壊してしまったことも論外ですが、自分たちの壊してしまった機器の代金をお客様に支払わせるなんてもはや詐欺ですね。もしかしたらこのブログを当の本人たちが見るかもしれませんから(そういう人たちは見ないか?)あえて言わせていただきます。この仕事は一般的に理解、信用されることが難しい仕事です。だからこそ誠実に、そこにいつでも正義がなければ絶対にいけませんよ。ほとんどの業者が誠実に業務を遂行しています。理解、信用されるために努力しています。あなたたちのような業者はほんの一部だとわかっていますが、この業界の難しさを理解しなさい。恥を知りなさい。そして意識を変えなさい。あなたたちが立派な「防災屋さん」になり、後進の指導を行い立派な「防災屋さん」を育て、この業界と建築物関係者が互いに感謝し合えることがいつの日か来る事を心より願っています。
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