今日は、スタッフの耳が痛くなるお話。当社の産廃用のごみ箱の中には本当にいろいろなゴミが捨ててあります。給水ポンプ、配管、バルブ、火災報知器の受信機、機器制御盤、電線その他まだまだ、本当に色々です。そのゴミを見ながら今日は、こんな仕事をしたんだなとか、この作業は大変だったろうな、なんてながめているのですが、ふと先日現場での仲間の板金職人さんとの昔を懐かしむ?会話を思い出していました。私たちが駆け出しの頃は、その「ゴミ」はゴミではなく技術や知識を磨く本当に大切な「道具」だったんだと。例えば上の写真は火災報知機の警報用電線ですが、きれいに束ねられきれいに処分されそれはそれでよろしい事なのですが、自分たちが若い頃にはその捨ててある電線がが欲しくてしょうがなかった時期もあったんです。私も含め当時の同僚たちは一日も早く先輩たちのようになれるよう、その「ゴミの電線」を早く、きれいに剥けるよう、結べるようそれこそ手を血だらけにしながら「練習」したものなんです。引き上げてきた発生材の消火ポンプだって中身が見たくて、故障個所を知りたくてばらしては組みを繰り返したものなんです。みなさん誰よりも早く、きれいに、正確に電線の処理ができますか?誰よりも正確にポンプユニットの異音を聞いて故障個所が瞬時に想定できますか?まだまだだと思っているスタッフさんもいるでしょう?少しだけでも良いです。私にその心意気を見せてもらえませんか?ポンプをバラバラにしたらちゃんとか片付けなさいなんて事務員さんに怒られてみませんか?私もその心意気に応えて一生懸命応援させてもらいます。私たちは技術者です。技術がありすぎて困る事なんてありません。いつまでも好奇心を持ち続ける事、いつでも向上心を持ち続ける事そうすればあなたの周りの人たちは必ずあなたを認め、あなたを頼ってくれますから、、
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