平成28年9月 本日は、屋内消火栓格納箱の更新工事、埋め込み型 全7台です。いつも思うことですが、改修工事で一番大切なことは、徹底した現地調査にあります。したがって、この仕事でも最も重要なことは、製品発注前の現地調査です。基本的に埋め込み型の格納箱は露出型の格納箱と違い既製品が使用できない場合がほとんどです。したがって更新用埋め込み型格納箱は、メーカーへの特別注文となるわけですが、発注サイズが大きすぎれば開口部に収まらずその時点で工事中止(大損害&工事延期によるお客様への大迷惑)、また小さすぎれば見栄えが悪くなりお客様にお金をいただく仕事ができないなんて事になるんです。現地調査による正確な採寸、それを元にしたメーカー様の正確な製作があれば、工事前でもこの仕事は半分終了したも同然でしょう。その他に大事な点は、バルブの脱着があります。格納箱の中には当然消防用ホースとバルブが組み込まれているわけですが、特に連結送水管用バルブの取り外しにはいつも神経を使います。乱暴に扱うと一瞬でバルブ破損、一台分の交換費が吹っ飛んでしまいます。今回は、当社で一番飯を食う男(力持ち)が同行したおかげでバルブの脱着もスムーズにこなせ、問題なく作業終了できました。工期3日間、スタッフのみなさんご苦労様でした。 ちなみに今回私の一番の苦労は、製品の搬入、搬出でした。引越し屋さんみたいです。
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